商売を繁盛させるべくPR会社を探す江戸の商人。社数が多くサービスが多様化しているPR業界で、本当に結果を出せる会社に依頼したいと考えている。
IT業界にとって効果が高いプロモーションは、SNS広告やテレビ・新聞・雑誌に取り上げられる、メディアに企業情報を掲載する、自社メディアの活用だろう。どのメディアを使って、どのようにアプローチをするのかを考えながら、発信していかなければいけない。IT・Saas向けのPR会社の成功事例を参考にして、PR会社を見つけてみよう。
サニーサイドアップ
世界60カ国以上、28の言語でサイトを展開している求人検索エンジン「Indeed」の日本法人Indeed Japan株式会社からの依頼。Indeed は「仕事(バイト)さがしはIndeed」のテレビCMで多くの人に認知されている企業ですが、さらに注目度をアップさせるため、PR活動をサポート。ハロウィン翌日に六本木を清掃する「たくみひろい」や国内外で人気の漫画とのコラボレーションなどを実施。活動期間は2018年1月から今も継続中です。その結果多くのメディアから反響があり、Indeed ユーザーが増加しました。
参照元:サニーサイドアップ公式HP(https://www.ssu.co.jp/works/2019/04/22/2732/))
IDEATECH(アイデアテック)
PRコンサルティングサービス「ファクトベースPR 」は、PR を強化したいけれど担当者がいない、ノウハウがない、社内にPR のノウハウを身につけたいと考えている企業におすすめのサービスです。ファクトベースPRとは、企業が持っている情報をPR切り口で魅力が伝わるように発信すること、新たな情報を作り出して発信することです。そのためには誰に、どんな情報を、どんな接点で伝えるのかを考え、発信するコンテンツを充実させようとさまざまなPR活動を行っています。
参照元:IDEATECH(アイデアテック)公式HPファクトベースPR(https://ideatech.jp/service/fact-base-pr#d-02)
ウェーバー・シャンドウィック
ミレニアム世代の間でひとり旅は増えているけれども、20代ではひとり旅を経験した人にアンケートを取ってみると、ひとりで旅行をすることに対して「気まずさ」を感じている人がいることがわかりました。それを取り除くため、50万人以上のフォロワー数を持つインフルエンサーを起用し、SNSを使ったキャンペーンを考案。Instagramのストーリーズで質問スタンプを使って旅を進めていくという手法を実施した結果、「ひとり旅に出たい」というコメントが多く寄せられ、ひとり旅に対する意識を変えることに成功しました。
参照元:ウェーバー・シャンドウィック公式HP(https://www.webershandwick.jp/work/crowd-sourced-solo-trip/)
株式会社電通PRコンサルティング
2014年『消滅可能性都市』に指定されていた宮崎県小林市。若者の地元への愛着が希薄であることから、スマートフォンゲーム「シムシティ・ビルドイット」を地元の高校の授業に採用。高校生たちが市役所の職員とともに「シムシティ課」のメンバーとなり、公的なタウンミーティングの場で活動報告のプレゼンテーションを行いました。授業を実施した期間は約3か月。その期間のアプリダウンロード数は275%まで上昇。世代を超え、生まれ育ったまちの将来を考えるきっかけとなり、多くのメディアに取り上げられました。他の自治体から、「地元の活性化のために、同じ取り組みをしたい」という問い合わせもあったようです。
参照元:株式会社電通PRコンサルティング公式HP(https://www.dentsuprc.co.jp/ourwork/case20200401.html)
株式会社カーツメディアワークス
IT・アプリ系サービスは画が持たずサービス紹介となってしまうため、「テレビ露出との相性が悪い」という定説がありました。CMではなく、テレビ番組の中でインパクトある露出をしてアプリのダウンロードを上げるPR戦略を実施。テレビ向けに企画書を送付する「テレビリリース」を作成し想定番組をピックアップ。地方局を含めた100番組に向けて企画書を郵送した結果、報道番組放送後3日間で20万ダウンロードを達成。合計8番組の番組取材を獲得し、アプリのダウンロード数が200万ダウンロード以上のヒットとなったのです。
参照元:株式会社カーツメディアワークス公式HP(https://www.kartz.co.jp/case/post-2207.html)
SNSや自社メディアの発展によって企業が消費者に情報を届ける時代。フォロワー数の多いインフルエンサーや若者の人気のアプリを利用することで、企業の情報をたくさんの人に拡散しユーザー数を増やすことができます。IT 企業もWebを活用したPR活動 に取り組むときなのです。そのためには、企業の理念やビジョンを明らかにしたうえで、社会や人、メディアが何を求めているのかを視野に入れておくべきではないでしょうか。企業を時代の流れのバランスを取りながら情報を発信することが求められているのです。
IT 業界も自社をアピールするためには、PR会社のサポートを得ることも大切じゃないかな。PR会社は多くのユーザーを獲得する方法をたくさん知っているぜ。他の業界の成功事例も紹介しているから、チェックしてくれよ。
成功事例を公開しているPR会社を調査したうえで、その成功事例をもとに編集部が各社を「大手企業」、「スタートアップ・中小企業」又は「海外進出企業」のPRに強みを持つ会社に分類し、それぞれを1社ずつご紹介します。「大手企業」と「海外進出企業」のPRに強みを持つ会社はそれぞれ複数あったため、売上高が高い企業※から選定しました。「スタートアップ・中小企業」のPRに強みを持つ会社は複数あったため、中でも安価であることを公式ページで謳っている会社をご紹介いたします。(調査時期:2021年7月)
無名の中小企業もイベントも
確かなPR力で大注目させる
PR会社
IDEATECH
(アイデアテック)
名だたる大手企業が御用達!
大規模イベントが得意な
PR会社
サニーサイドアップ
PR企業として世界売上第2位の実力!
海外進出を支援する外資系
PR会社
ウェーバー・
シャンドウィック
※1参照元:アイミツHP(https://imitsu.jp/cost/pr/article)
※「アイミツ」サイトによると、代表的なPR施策(プレスリリースの作成・配信費/イベントの企画・運営費/メディアプロモート費/戦略立案・コンサルティング費)の相場合計が約105万円~(95万円+月額10万円~)。IDEATECH(アイデアテック)は、代表的なPR施策を月額50万円~行っています。